いっそ嫌いになれたなら

それでもやっぱり特別な人

無題

 

 

元担である渋谷すばるくんがグループから脱退する。

 

わたしは7月から始まるツアーに行くのか、行くべきなのか、行ってもよいのか、迷っている。

 

元担になっても完全には離れられなかったすばるくんがいない関ジャニ∞のライブがどういったものか想像してみた。

まず、グッズ売り場に当然、すばるくんのグッズは売っていない。もう、「渋谷くんのうちわを1本、」と言うことができない。そもそも、会場にすばるくんのうちわを持っていくことすら憚られる。すばるくんが脱退しても、グループを続けていこうと、必死に前を向こうとしているメンバーの前で、そしてそんな彼らを担当にしている人の前で、勝手な決断をして遠くへ旅立ってしまうすばるくんのうちわを出すのは申し訳なく思う。

 

会場に入り、コンサートが始まる。オープニング映像に彼はいない。そしてメンバーが出てくる。もちろん、そこにも彼はいない。もしリハーサル映像を流す演出があっても、そこにも彼はいない。歌割りは変わっていて、彼の声はもちろん聞こえない。バンド曲、ダンス曲、MC。やっぱり彼の姿はない。声も聞こえない。アンコール。関ジャニ∞を呼んだのに、彼は出てこない。関ジャニ∞『だった』彼は出てこない。

 

終演後、わたしはどんな感情になるのだろう。すばるくんがいなくちゃやっぱりダメだ、と思うのも、すばるくんがいなくても大丈夫だね、と思うのも、怖い。どちらも嫌だ。なんて面倒くさくて、ダメなヲタクだろう…。

 

関ジャニ∞を続けていこうと決意してくれた6人がどんな景色を作り出すのか純粋に見てみたい。でも、その景色を見るのが怖いと思っているのもやっぱり事実で。わたしは、一体どうしたらいいのだろう。

 

こんなこと考えたくなかった。わたしがすばるくんを応援してきた十数年が一体なんだったのか、なんて。無駄だったのか、なんて。

 

※この記事を読んだことにより、気分を害される方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。

 

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